アレンというオヤジに連れられて

操縦席からこんにちは（Gulf islands）

訳あって、ビクトリアを離れることになった。
行き先はバンクーバー、今はもうバンクーバーで過ごしている。4日目くらい

アレンは、ホステルである存在を通じて知り合った人だ。
彼の詳細な歳はわからないけど紛れも無くオヤジ、しかも飛行機野郎、パイロット。


バンクーバーに発つ少し前、ロビーでアレンと会った時に

「君が発つ前に飛行機に乗せに連れてってやる。いつがいいかな？」

と言われた。

「え！いいの？」　と言うと、
「もちろんだよ。いつがいい？」と言われた。

それで私達は次の日の朝フライトへと出かけた。

そのところ天候が不安定だったのが、その日は抜けるような青空が朝から広がっていた。

「こんなに晴れるなんて。」と彼は言っていた。

道中で「空からの眺めを楽しむ？それとも操縦する？」と聞かれた。

「そ‥　操縦？できるの？！　汗」
と聞くと、

「できるよ、教えてあげられるんだ。」と言われた。


じゃあ　やる。
と決めた途端にワクワクしてニヤニヤが止まらなかった。

操縦は、飛行機が空中で安定してからさせてもらった。

標高を一定に保って、時々進路を変えるような操縦で、気が気じゃなかったけれど
アレンは「上手にできてる！」と褒めてくれた（笑）

アレンというオヤジ（Victoria Flight Club)

アレンは、私の目には風変わりな人に見えた。
あとでじっくり話していると、彼は彼自身を好みにうるさい人間だと表現していた。
だからこの誘いは、彼に気に入られていることを意味していたんだと思う（笑）


なんだかあまりない経験。

プロペラ機で飛ぶと、旅客機よりもはるかに空を感じた。
私は鳥になった気分だったし、私のすぐ下は空中であることが感じられた。
飛んでいることが、空に居ることが、雲を見下ろしていることが、とても不思議だった。

この飛行機が墜ちたら、翼が木をかすったら、と考えたらもっと不思議な気分になった。

私は気絶をするのだろうか‥

最高の気分だったのは、眺め。
青く広がる海と空と、緑の島々の光景は忘れない。




コレでいいのかと思いつつも、ランチをごちそうして彼にお礼をした。
飛行場近くのレストランで、12ドルのチーズバーガー


安いか　（苦笑）



アレンと知り合わせてくれてありがとう。
そして貴重な体験をありがとう。

ローカルの体験を

フォークミュージックのフリーマイク（Norway House, Victoria BC)

こちらでは、週に一度フリーマイクイベントってのがあったりします。
えっと、簡単にいえば…　のど自慢　みたいな感じかな？？

別に鐘はなりませんけど、唄い人たちが集い、聴衆も集い、そしてみんなの前で歌って、
みんなはそれを楽しみます。


こないだの日曜日の夜に行われたフリーマイクイベントは、ホステルから3、40分歩いたところにあって、てっきりパブみたいな所であると思ってたら公民館みたいなところに椅子が並べられててね、ステージも用意されてて。
おばあちゃん、おじいちゃん、おばさん、おじさん、若者いろんな人達が集まって、
歌を楽しみました。

ある人に連れて行ってもらったんだけど、彼は唄い人組。とても美しい声の持ち主で、彼のギターもまた美しいです。私はアジア人の容姿なので、おじいちゃんの中には私を物珍しそうに見ている人もいて（笑）

ザ・顔平たい族　（テルマエ・ロマエより）


お茶やお菓子も室内で売られていて、
「何にする？ジンジャーティーが一番のおすすめだよ〜」と言われて
「じゃぁそれとクッキーを＾＾」というと
「もちろんだよ〜！」と嬉しそうに対応しているおじいちゃんも居て、モテました（笑）

往々にしておじいちゃんにはモテる（笑）


私もまた、新風吹かせれたかな？あはは



本物のローカル体験でした。ダウンタウンじゃ味わえないような。

ありがとう。

一体、何のセールなのか（笑）

韓国人のお友達、ソキョンちゃん（BC州議事堂, Victoria BC）

こちらに来てからというもの、今は落ち着きましたが、めちゃめちゃ買い物しております（苦笑）


しかも、何だかセール中っていう（笑）

なんのセールなのか知らないけど、　ファイナルセールだから◯%オフよ！　プラス、2枚めは◯%オフだから　合計で◯ドルよ！　みたいに言われます。


昨日はプールに行くための水着を買いましたが、こちらはビキニはセパレートで売られてて、つまりブラとパンツ別々みたいな感じなんだけど、
合計で買っても25ドル（2400円弱）でした。ダイエーより安いんじゃないかなぁ…？

やったーやったー
いや、もちろん心から（輝）



あと、古着屋さんも多くて、何が好きって私は古着屋さんが好きなの！

しかも、ビクトリアには殊に多くて。
ファイナルセールだからセーターなんて5ドルとかになっちゃってるし、でもセーターばかり在ってもかさばるだけだからもう買いません。

しかもThriftshopっていう、ハードオフみたいなお店もたーくさんあって！
Tシャツなんて2ドルとかで買えちゃう（嬉）


掘り出し物を探したくてウズウズなわたしです。
でも買いすぎたらアレだから注意やな。

今いる場所は

ぷかぷかアザラシ（Fisherman’s Wharf, Victoria BC)

少し前に部屋のベッドで一人で寝転がっていたら、

私一体どこにいるんだろう　ってなった。

ぷかぷかと浮いてる感じで、自分が見えるものはカナダにあるものなのだけれど、実際のところ何なのかわからないほどにふわふわとした気分だった。


今ふと頭に浮かんだ表現は、

どこにいても、目に見えてる場所とは違う、ある場所 にいるような感覚

そんな感じ。
いつもより強かった。


カナダにいるから〜　とか　日本では〜　とかいう境は感じられなくて、
カナダだろうが日本だろうが、基本的に私は同じ場所にいるような感覚


とても不思議な気持ちを覚えるけれど
とても心地よい


そしてまた一つ、状況の変化が訪れた。

SMILE :)

ラッパスイセンが咲く丘（Beacon Hill Park, Victoria）

昨日のこと、公園からの帰りがけ。

スープをつくろうと思っていて、材料を買いにスーパーへと寄った。
今、野菜何があるっけ　とか　何を入れようか〜　とかを考えに考えながら歩いていたら、

下を向き、しかめ面だったのか、
道端に座るおじさんに　「SMILE!!!!!!!!!!!!!!!!!（笑顔〜！）」　と言われた。


えっ　と笑ったら　「ATTRACTIVE !!!!!!! :)（魅力的だ！）」　と言われた。



道端に座ってる人にはよく話しかけられる。
といっても、「おはよう！」とか、「良い日を！」とか、そういう話しかけられ方なのだ。「すてきな笑顔だねぇ、謝謝！」（中国人と思ったらしい　笑）とか。

道に座るのが好きなのか、もしかしてホームレスなのか、不明なほどに彼らは明るい。


明るい（軽い）方々もいれば、重い感じの人達もいるは確かなので注意しないといけない。

その後ある通りで、重い雰囲気を感じるような人々がたむろしているところに出くわした。
その時、私の前にもう一人男の人も歩いてて、彼のすぐ後ろを私は歩いていた。あまりいい雰囲気ではないけど、この男の人から離れないようについていこう　と思っていた。


通り過ぎた時に彼が私を見て「彼らはあんまり良くない感じだ。注意しないといけない。」と言っていた。

「やっぱそうなんやね。おじさんが居てよかったよ。」と言ったら、

「そうだね！ははは」と言っていた。


気をつけるべきところは気をつけなければいけない。
自分を守れるのは自分だけ。

ありがとうございます。

図書館のビジターカード

ビーコンヒルパークにて（Victoria)

ルームメイトが、「図書館でインターネットを使えるよ。ビジターカードはパスポートでも作れるから」と教えてくれた。



***
TIPS
Greater Victoria Public Library　にて。


Informationデスクで、ビジターカードを作りたいんですが　ということを伝える。
　
【拙すぎたのか、「なんで？」って言われたんだけど（苦笑）、インターネットを使いたくて　っと言ったらいいよっと言われた（ちょっと強面のおじさんだったから緊張したのかな　笑）】

IDを見せてと言われるので、パスポートを見せる。


【完了】
***

インターネットを使うときは、
IDに、カードに書かれている番号をスペース抜きで打ち込み、
指定されたパスワード（おじさんが教えてくれる）をパスワード欄に打ち込んだら良いです。
7日毎にIDを変えないといけないので注意です（毎回同じ作業をします。）。



最後はおじさん笑顔で　どういたしまして　っと言っていました。

図書館はとてもクリーンでオープンで素敵です。
ぜひ。

ビーチ

息をのむような（Victoria, BC）

ビーチに行きたくて、勉強を終わらせてから夕日が見えるかなぁと行ってみた。


息をのむような景色に感動した。

もらったパベルが拾われたビーチはここかな。
砂浜、ではなく小石の浜辺だった。

波に削られて滑らかな岩肌と、辿り着いた流木と、波の音に鳥の声
のびのびと走る犬とか、歌う人、思い思いに過ごす人

良かった。

私も整えるための運動を少しばかり。


毎朝いきたいなぁ。

今日もありがとう

自分にとっての英語のゴール

いつ見てもうっとりするマリーナの夕暮れ（Marina, Victoria)

人間だから一度やってみないとわからない。
体験（体感）しないと学べないし、だからこそ体験（体感）することは意義があるんだ。

あ〜しなきゃよかったよ〜　無駄な時間を過ごしたよ〜　

と言ってもそれは体験をしたからこそのことで、無意味とは感じられません。



昨日、ルームメイトと今度一緒にランチに行く件について話していた時のこと

「あなたの語学学校が始まるからそのお祝いもしなくちゃ！」

と、言われて

「あ…　必要かわからなくて、行かないと思うんだよね。」と言ったら

「そんなのダメよ！もっと英語上達しなくっちゃ。
あなたは十分いいけれどあと一歩のところを伸ばしたら良い仕事だってできるし、暮らしだって楽になるのよ。英語は今や国際語なのだから、もっと英語を完璧に近づけたらそれだけ就職も近づくの。門が開かれるし、アメリカでだって働くことができるわ！」

と大盛り上がりで言われた。


「オーマイゴッド、絶対すごいことになるわ！」とのこと。


言われる間中　「自分のとは違うなぁ」　とずっと感じられていた。
何を言われても多分私は学校には行かないし、それで合点が行く。

話をし終わったあとに少しショックを受けて、それでもずっと言われたことを考えていたのだけれど

『別に成功（物質的な面？お金とか地位とか）するためにここに来たんじゃない』っていうことに気づいた。

私はいろんな人と話したいし、いろんな出会いを果たすためのツールとしては使いたいけど、彼女が言ってる意味での大成を果たしたいとは思わなかった。



あぁ、そうだなぁ。その目的のためにずっと知らないうちの勉強をしてきたんだと思う。
ーいろんな出会いを果たすー
うんわかった！




彼女と話して軽くドン引き（笑）したけれど、話してよかったのはこういうことを振り返れたこと。自分が英語を勉強してるのはどうしてだろうって、ずっと疑問だったからな。



そして、私はひとつ決めた。
英語の自己勉強は続けます。
少しでも多くの人との出会いを果たすために。

デモ・レッスン

好きなカフェ1号（Heist Coffee, GVPL横）

1ヶ月の滞在を決めたのは、語学学校に行こうかな〜　落ち着いた環境で勉強しようかなぁ〜　なんてことが浮かんだのもひとつの要因。

ここに居たかった　のが大部分なのだけれど。


場所的にもホームページの感じからも、良さげな語学学校をピックアップして、話を聞きに行ったところ即学校案内に対応してくれた上に、無料体験もできるよとのことだったので、ほぼ二つ返事で申し込んだ。
ディレクターの雰囲気は柔らかく、かつ真摯でそこも気に入った。


***詳細
私が受けたデモ・レッスンは General English コースのもので
1限目  （90分）　文法
2限目  （90分）　リーディングとライティング
昼休み （45分）
3限目  （120分） リスニングとスピーキング　

でした。
長いようだけれども、つめまくりの授業でもないのでゆったりと過ごせました。

アットホームな雰囲気でした。
かなり日本人を多く見ました。

***
終わってみて思ったのは、コレ必要かなぁ…(゜゜)　ということでココに通いたいなぁ！とは感じられなかった。


授業が終わってディレクターと話してても、行きたい！とは心から言えず　ウーン　となっていたら、「君には、英語に関しての目的はあるの？」と聞かれて、別に英語がゴールじゃない感じがしたので「よくわかんないんだよね…」としか言えなかった。

話していてもディレクターの言ってることはわかるし、自分がここに来た経緯なんかも話すことはできた。「最初はトフィーノに行こうと思ってたんだけど…その前にココに寄ろうと思ってきたら、気に入って居座っとる。」と話すと、「え？！たった今トフィーノをおすすめしようと思っていたんだよ！」と興奮気味に言われた。

ディレクターも「働いたり、現地の友達を作っていく中でも生の英語は学べるんだ。君は僕の言ってることが理解出来てるでしょ？」とわざわざ通わなくてもいいのでは？という意味かな　って感じのことを言っていた。


それを聞いて、私は『あ！行かない！』と決め、彼の真摯な態度に嬉しく思った。

「アクティビティのこと、いつでも連絡してね。なんでも教えるよ。今日は有難う。」　と握手をして、私は学校を去った。


ちなみに彼は…　イケメンだった（笑）。



こうきたか〜　やはり…　という感じ。
これで、当初から感じられていたように学校へ行くという選択肢がスッと消えた感じがした。





ところでこの学校では、一人のかわいい韓国人の女の子と知り合った。
一緒に韓国料理を食べに行くことにしたよ、やっほーィ。

ビーコンヒルパーク

リス、会えました（Beacon hill park, Victoria)

どこを歩いていても安全だと感じられるビクトリア

もちろん、その判断は時々できちんと下しますが、本当に綺麗なんよ。

花が咲いていて、そして芽吹きも見られます。

サクラ、モクレン、かわいいこちらの花々…
木も素敵です。

先日公園を歩いていたら、ついにリスに会いました。
それは感動的で泣けました。

でかいネ！　かわいいネ！　

何度でも行こう。