Thursday, April 30, 2015

イヤイヤ期


PGキャット(Prince George, BC)

プリンスジョージに来て1週間半が過ぎました。
時間の経過が早くなってきているのを感じる。

プリンスジョージって、BC州北部で最大の街です。ただいま発展中?
職も多くて っというのが魅力のようで、外から来る人もたくさんいるみたい。
元々はファーストネーション(先住民族)の居住地だったので、先住民の人たちもたくさん居ます。

建物は低く、空がとっても広いです。
北緯は53度、日がずっと残っています。今は夜9時半くらいが日の入り(驚)


***
この街にきて、即仕事探しを始めました。
探さなきゃ 探さなきゃ って、焦りながらの仕事探しでした。
並行してお家も探し始めました。

現在、私と彼は、彼のお友達カップルのおうちに居候中で、そのカップルが全面的にサポートしてくれてて、
いつまでもだらだら甘えるわけにも行かないので、私は結構焦っていました。

「あたしばっかり焦って、あたしばっかり探してる!」
「あたしの友達皆違うとこにいるし、ここアジア人すら見かけない!」

とか焦りが募ってイライラになり、
ある日どっと疲れが出て、体に症状が出てきたり、
ある日は、朝起きて彼が「Good morning」って言った瞬間に「また今日も英語しゃべんないと行けないんだ…」ってがっかりしたり。

ある日、イライラが頂点に達して爆発しました。

数日の間、彼の言動がきっかけとなって怒りを撒き散らかし、
英語をボイコットすると宣言し(苦笑)、
自分の感情がコントロール出来なくて泣きじゃくり、

彼に日本語であたり散らかすという、醜態を極めた行動に出た私(大苦笑)。


でもその時に彼が言ったのは、「僕は、君の一番そばに居る存在になるから」と。

そして私は、よくわからない感覚とともにまた泣いたのでした。


その翌日になって、私は少し気分が良かったのでスーパーに買い物に出かけ、

好きなラディッシュやら何やらを買って、レジへ。
このレジの子可愛くてかっこいいなぁ〜と思っていたら、
帰りがけ彼女は私の目を真っ直ぐと見て、

YOU HAVE A GREAT DAY.

と力強く発した。そしてとても素敵な笑顔をこちらに向けた。

私はなんだか力を、ぐっとした力をもらった感覚だった。
なんともないスーパーのレジの人の挨拶がなにかをぐるりと変えたような…



その後だった。
いろんな人の笑顔が見えてきた。
今まで少し曇って見えなかったものが見えてきた。






Tuesday, April 21, 2015

バンクーバーを去る:道中編

長旅に際し、欠かせないのは車内でのモグモグタイムでしょ。
アルコール類を公の場で飲むことは法律で禁止されていますので‥ 日本みたいにワンカップとスルメみたいにはできないです。

持ち込んだのはラディッシュ、リンゴ、オレンジ、少しのお菓子、サンドイッチの材料(パンに生ハムにチーズ、香草)、水…


とにかくそんな感じで旅は始まり...

カナダの広さを感じることとなりました。








特にラディッシュ、めちゃハマってムシャムシャ食べました。
お腹も満たされるし、酵素も取れるし、スナックとしてパーフェクトでした(笑)
前日に買ってきたラディッシュを洗ってジップロックに保存しておけば、スナック感覚で食べれるのでおすすめ。

Monday, April 20, 2015

バンクーバーを去る:グレイハウンド編

バスターミナルのホーム(Grayhound terminal, Vancouver, BC)
VIA線路(Terminal, Vancouver, BC)

3度目の引っ越しの機会がやってきて、もっと北に来ました。
プリンスジョージというBC州の真ん中にある場所で経済発展中の街。
昨日の朝にバンクーバーを出発後、夜に到着しました。
内陸にあり、ネイティブがより多く住む場所でもある。


プリンスジョージに行くには、車・飛行機・バスの選択肢がある。
グレイハウンドは、カナダ最大手の長距離バス会社、各都市間を結んでいる。
今回の移動にはバスを利用した。


TIPS:
グレイハウンドを利用するには、まずチケットの予約・購入する必要がある。
予約・購入の方法には2つ方法があって、1つはネット予約(クレジット決済)する方法。
もう一つは、ターミナルで直接予約・購入する方法。


今回はネット予約・決済をし、当日までにチケットをプリントアウト(図書館にて)して
当日チェックインするという方法をとった。

ネット予約はこちらのGrayhoundホームページから可能で、
出発地点(Leaving from)と目的地(Going to)を打ち込み、日付(Date)・人数(Adults 大人, Seniors 62歳以上, Children 2-11歳)を指定して SEARCH SCHEDULES をクリックする。

そして、希望の時間を指定して、指示通りに記入していけば完了です。

詳しくはこちらのサイトに丁寧に書かれているので、ぜひ参照にしてみてはと思います。
オンラインで乗車券を購入する方法




グレイハウンドのターミナルは、スカイトレインのメインストリート駅近くにあります。
私たちは朝早い上に荷物も多かったのでタクシーを利用。チップを1ドルほどわたして9ドル弱(10分弱)でした。

歩いてもダウンタウン(ガスタウン周辺)からは20分くらい。

場所はこちらに示しておきます →グレイハウンド
アムトラックやVIAラインの駅に併設されています。


当日は、プリントアウトしたチケット・パスポート(ID)を窓口で見せ、預ける荷物の重さを測ってもらい(指示されます)、荷物タグを受け取り各荷物につけます。

2つ目の荷物は15ドルの追加料金が必要。

タグを付けた荷物は自分で持って、ホームの方へと向かいます。ホームへと続くドアをくぐると係員が居るので、チケットとIDを見せ、すると係員から乗り場番号が指示されるので、その番号へと行きます。

乗り場にて係員が指示したら、チケットを見せ、荷物を預けて、乗車します。

シートはどこでも良かったです。

私たちが乗ったバスはWifiがつながらず、残念…


大きさは、少し広めの観光バスって感じでそんなにゆったりしてないです。
体が大きなこちらの人たちには狭そう…

バスはこんな感じ
座席の様子

さてこれから、12時間の長旅がはじまるのでした。

Thursday, April 16, 2015

ホステルとわたし ーホステルのすゝめ編

インナーハーバー withユーキー(Victoria, BC)


ホステル歴はかれこれ10年以上になるかと。

初めて泊まったのは沖縄で1泊1500円という破格値にめちゃ驚いた。
その後はお金もないし、出会いもあるからと、旅行の時はゲストハウスを利用するようになって…
あとは大学院の時、研究で京都に1ヶ月とか2ヶ月とか滞在しなくっちゃならんくって、
その時にゲストハウスを利用してた。

ベッドだけが自分のプライベートスペースのすべてで、ほかはみんなと一緒に使う。
みんなと一緒に過ごす。
集団だけど個々で、個々だけど集団。


出会いの宝庫だと思う。
宿のスタッフや、お客さん達… 出会った人たちの中には、今でも深く繋がっていて、文通したり会いに行ったり‥ほんとに出会いって不思議。
いつ、どんなきっかけで関係が始まるかがわからないし、いつの間にか始まってるから面白い。


***
ビクトリアではOcean Island Inn に、
現在はバンクーバーでSt. Clair Hotel/Hostel に滞在している。

特にビクトリアの Ocean Island Innでは多くの人と出会った。


笑顔だけを交わす間柄や、挨拶をする間柄、一緒にお出かけする間柄や、一緒に御飯を食べる間柄、いつも連絡をとりあう間柄、深くつながる間柄、
いろんな人と出会った。



なんでそんなに出会いがあるの? って言われるけど、
自分も出会う準備ができているから、勝手にやって来る気がする。


オープンマインドに居て… かと言って隙はなく…(笑)
自分の管理をきちんとする必要もあります。


でも慣れてくると鍵を忘れたり財布を置きっぱなしにしてたり‥ 自分のおっちょこちょいさに驚くけど、
幸い私はゲストハウスやホステルでのトラブルは今のところありません☆


ホステルおすすめ。

私は日本では男女混合ドミでOKだけど、海外では女ドミを選びます。
こちらのドミのベッドにはカーテンがないのです!
女ドミじゃないと、部屋で着替えれないからね。


私がカナダで泊まったホステルたち…

HI Central:        オススメ度 ★★☆☆☆ 

Ocean Island Inn(日本語)オススメ度 ★★★★★ 出会いには最適、ラウンジにて毎日ライブなどイベントも楽しめます。清潔! しかも日本語対応(日本人スタッフあり)

St. Clair Hotel/Hostel   オススメ度 ★★★☆ キッチンがないのが悲しいですが、短期滞在ならいいですよね!白基調の部屋は明るくてすきなところ。建物が古く手歴史あるのも魅力。



Monday, April 13, 2015

生理がまたきた

Kimiko  (Andy Warhol Exhibition/ Yaletown, Vancouver)

前回の生理では、お腹が千切れそうなほど痛くなり、じたばたもがき苦しんだんだものだから
今回はどうなるのかとちょっとハラハラしていた。


今回もまた違った意味で大変で

今回は生理痛はそこそこで、前回ほどの酷さはなかったけれど…

気性が荒くなって、気分の上下差も激しく、大波に揺られながらの生理となった。
加えて風邪を引いた。


生理前から不安定になり始めた気分は、生理が始まっておさまるかと思ったらなんのその。
一日中涙もろくなる日があったり、何かきっかけがあるとどこそこ構わず泣きじゃくってしまったり。
その上風邪をひいて喉は痛いし、声は出なくなるわ、耳は聞こえにくくなるわ…鼻水は洪水状態でなかなかの症状。


でもなんかベッドに寝たきりっていう状態じゃなくて、普通に行動はできていた。
ぜーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんぶの症状を思う存分出しきり、
本日すっかり体が軽くなって、気分も軽くなった。

症状は少しあるけど、全部快方に向かってる。

膿を出し切った感じ。
どろどろのやつ。



あと、布ナプキンを使い始めたのが自分の中で嬉しい出来事!

洗う時はジップロック(袋)でつけ置き洗い。
使用してる洗剤は Nellie's All Natural Laundry Soda(Whole Foods Marketで購入)。
綺麗に洗えました!


量が多い日の外出時はタンポンとの併用。
タンポンは、サンフランシスコで購入したナトラケア(オーガニックコットンのタンポン)を使いました。
オーガニックコットン使用というのに惹かれて買ったのよね。


こちらに来る前に大量に手作りした布ナプキンを使えてホッとひと安心。
とても嬉しいし、気持ちいいし、やはり不自由なく使えました。


次回はどんな生理かな!▲△▲



オーガニックコットンのタンポン、こちらにリンクを貼っておきます☆
[海外直送品] ナトラケア(Natracare) 
オーガニック タンポン(レギュラー,
フィンガータイプ) 20個











バンクーバーの図書館でもカードを作った

Central Library (Vancouver downtown, W Georgia St.)

ビクトリアのダウンタウンにある図書館でインターネットを使う方法は前にもこちらにて紹介しました。

図書館のビジターカード (こちらを参照)

ビクトリアの図書館ではWifiはオープンだったので、スマホやタブレット端末、ラップトップを持っているならばそのカードを作る必要もないんですが、

バンクーバーの図書館ではWifiアクセスにもカード(アクセスコード)が必要です。


***
【TIP】

デスクに行って、インターネットにアクセスしたいんだ ということを伝えます。
"I want to access internet. Can I get access code ?"とか "I want to get internet access code." とか…単純にそんな感じで伝わります。
そしたら、デスクの方がIDはありますか? というかと思います。
パスポートでOK!

ちなみに、バンクーバーに6ヶ月以上(だったかな…一定期間)居ることがわかっていれば、図書カード(本が借りれるもの)を作ることができるっぽいです(詳細不明)。私が作れるかは不明でした。


ただ、インターネットのアクセスコードは誰でも作ることができます。

とりあえず、私はその日IDなどは手元になかったので 「ID、今持ってない。」といえば、「書類に必要事項を記入すれば大丈夫よ。」と言われました。(やはりIDはあったほうがやりとりが簡単に済むかと思います。)

必要事項を紙に記入して、そして生年月日を伝えます。


あとはデスクの方がカードを作ってくれるのを待って、

ログイン方法を聞き(カード番号がアクセスコードか何かで、生まれた年がPINコードだったと思います)、



完了です。

***

Central Library はローマのコロセウムをおもわせるような建物で
でっかくて、ひっろくて、とっても素敵!

おすすめ☆

Sunday, April 12, 2015

How are you doing と Have a good one.

靴が高いところに引っかかってる現象は各地でみられます(笑)

お店とかに入ると100%と言っていいほど店員さんに

"Hi there !" とか "How are you doing?" とか "How are you ?" とか

「元気? 調子はどう?」的なことを聞かれます。


洋服屋さんはさる事ながら、スーパーのレジ、コンビニのレジ、映画のチケット売り場、レストラン、ファストフード店、カフェ、パン屋さん、 それはもうありとあらゆる場所!


答えは簡単「Fine!」とか「Good thanks」とかそういうのを言えばいいのだけれど
わたし、長らく慣れなくて、やっと慣れてきだしたところです。

小学校の頃の、先生に「◯◯さん」って呼ばれて、条件反射に「ハイ元気です!」って答えるのと同じ感じのような…(笑)



その後に、"What brings you here today? (今日は何か探しものがあってきたの?)"とか "How can I help you?(何か手伝えるかしら?)"とか "Is everything OK?(大丈夫?何か困ったことない?)とかがよく聞かれる。


見てるだけの時は "I'm just browsing. Thanks"とか "I'm OK, just looking"とかを言うの。
聞きたいことがあるときは、頑張って挑戦だ!(笑)
店員さんは丁寧に教えてくれるし、優しい人が多いです。英語を伸ばすチャンスですよね(自分への励まし 笑)




そして最後、やりとりが終わったら交わす挨拶が "Have a good day.", "Have good rest of the day.", "Have a good night. (夕方から夜にかけて)", "Have a good weekend.(週末)", "Enjoy the product.", "Have a good one." とか☆

そして "Thanks. You too !" とか、まだ使ったことないけど "Likewise (あなたもね)"というのが返答例かなぁ☆

そして今日、
Have a good one の one って何を示してるんだろうね って彼と話になって、

「その日(Day)一日を良く過ごしてね ってことだと思ってた」と言ったら

「僕は人生(Life)だと思ってた!」と言われ、

友達に(電話してまで)聞いたら「全部含めて(Everything)だと思ってた!」と言って…


人によって解釈が違うことが判明した。
カナダ人同士ですら解釈は違ってて面白かったよ。

私は Everything という友達の解釈が気に入ったな☆

♪♪♪

人間 現実 空気

針を回収する箱があった (Vancouver, BC)


3月19日にこちらバンクーバーのダウンタウンに来て、はやくも3週間と少しが経った。
毎日何をしているかと聞かれると困るな‥(笑)

観光という観光をしてるわけじゃないし、
旅行者じゃないからか、あんまり観光に行く気分にはならないのが本音。

旅行にいっても観光をするほうじゃないけれど。


そうだなぁ、ここに来た当初はとにかく歩き回っていたかな。



前回、バンクーバーに来たのは、私が初めてカナダに降り立った時。
ダウンタウンにて、予想に反し「重い空気」を感じた。
なんでだろってずっと思ってて、その空気に耐えれずビクトリアへと向かった。

きっと都会だからだ!と理由付けて、
もう都会は懲り懲りだ なんて思っていたのにまた来てしまった(笑)



ある日、プンジャビマーケット(インディアンマーケットやレストラン、お洋服など楽しい場所!)というインド街からバスで帰ってきた時の事だった。
ある地点を過ぎたところでスッと空気が変わったのが感じられた。
淀んでいるような空気だった。

ダウンタウンイーストサイドと呼ばれる地域を通ると、見たこともないような数の人人人人みんなホームレス。
かつての北九州でも福岡でも東京でも見たことがないほどの多さだった。


最初は何事かわからなくて、ぼーっと眺めていたら共に暮らしている彼が「みんなホームレスだよ。」と言った。「多くの人がドラッグをやっていて、ここでは清潔な注射針を政府が配布してるんだ。それが今の政策なんだ。病気が広まらないようにせめてもの措置なんだ。」とのことだった。


ショックで現実だった。

聞いてはいたけれど。

重い空気が渦巻いていた。

そして、これだって感じだった。

ずっと感じていた重い空気の中枢がここな感じがした。

とても気になって、しばらくずっと考えていた。

その場所でどう感じられるのか試してみたかった。

何度か近くを通り、それでもまだ私はこの場所が気になっていた。

華やかな街の風景よりもずっと心にとまっていた。




先日、彼と一緒に通りを歩く機会が訪れた。
私は淡々と歩いた。
淡々とただただ歩いて、目的地の方向へと向かった。
途中、たくさんのホームレスを目にしながら歩いた。

時々、彼は「良い?ジロジロ見ないようにするんだよ。」と私に注意をするときもあった。
それは、白昼堂々と開けた場所でドラッグを打つ人が彼の目に留まった時などで、私はそれを言われるまではその人が何をしているのかすらもわかっていなかった。
彼らは幻覚を見ている可能性もあるので、彼は私に注意を促していたのだった。
(特に私は気になったモノや人を まばたきもせずに見る癖があるので… 苦笑)



私はこの通りを通ったあと、「あぁ、よし。」とやるべきことはやった感じを得た。
もう通ることはないと思う。


彼は、「もう通るべきじゃない。だって彼らが僕らみたいに普通に暮らしていて健康で、きちんとした格好をしてる人を見たらどう思うかな。」と表現した。

私は別にそんなことはどうでもよくて、「別に私たち変なことしてない。見せびらかしてるわけでもなし、普通に歩いただけ。それがダメなこととは思わないよ。挨拶をされれば挨拶をするし、普通通りでいる。でも私ももうあの道は通らないでいい。」と表現した。



リアルを体験し、このことはブログでシェアしないとなと、今に至る。



病気の蔓延を防ぐための取り急ぎの措置は、何の解決にもなっていないことはわかっていると思うんだけどお金との兼ね合いなのかなって。

それで街には、上の写真のような針の回収ボックスがちょこちょこと設置されているんだ。



この現状を伝えてシェアすることもまた、ここに来た理由なのかなって。


***追記
この場所は、ガイド本で治安が悪い場所として頻繁に示されている場所です… っということは、一応示しておくべきだと思い、追記しております。


私は一緒に歩いてくれるカナダ人の方が居たので、ラッキーでした。
楽しい旅を、安全に☆



ありがとうございます。