|
St. Clair Hotel/Hostel Room 34 (Richard St., Vancouver) |
ある日彼と一緒に出かけていた時のことでした。
それは、残り2週間で彼はビクトリアを離れてバンクーバーへ行くよ、という時でした。
彼くん「マミ、こんなこと言うのちょっとどう思われるか分からないんだけど、とにかく聞いて欲しいことがある。」
私 「うん」
彼くん「バンクーバーに一緒に来てくれないかな。今すぐ答えなくていいから、ちょっと考えておいて。」
私 「うん。」
注)脚色してません(笑)
出会った時には、あと2週間ちょっとでビクトリア離れてバンクーバー戻るという時だったのでなんとなく頭の中で考えてはいました。
あ〜 数週間でお別れなのかな って。
なんか少し残念のような、でもよくわからない感じでした。
バンクーバーなら近いし、遊びにいっちゃおっかな とかも勝手に考えたり。
言われた時は、ハッとなって、そう来たか!って感じもしたんだけれど、
ビクトリアが好きで、離れたくない!(友達も出来たし)っていう気持ちが強くって
安心・安全なビクトリアに居たかった(笑)
なので結構考えました。
再び『あの』バンクーバーへ戻るのか…(当時、バンクーバーを逃げ出してビクトリアへ来たばかりだったので)とか考えると、ビクトリアを捨てていくところなのか?!(;_;) とか葛藤したり。
でも彼との日々を過ごしていって、自然とバンクーバーで
1ヶ月を彼と過ごそうって決めました。
ダメだったらまた戻ってくればいいじゃないか! って感じで。
彼と一緒にバンクーバーを過ごすことでまた何かが変わるかもヨ? って感じで。
寅さんを見てみなよ!あんなにどこそこ行ってるじゃん! って感じで。
いつものように流れに任せることにしたんですよね。
しかも大きかったのは、私にはなんにも守るものがないって部分で(笑)
仕事もないし、当面は過ごせるお金も一応あるし… って感じだったからね。
しかも同棲?は初体験!
どんな風になるんだろう〜 っと、
毎度の如く エイ!!!!!!!! でした。
彼がバンクーバーに行った1週間後、遅れて私は彼の元へと向かうことにしました。
彼くん「こっちへ来る当日、その日の気分の色を教えて。マミは日によって好きな色が変わるでしょ?」
私 「分かった。なんだろ(笑)」
当日は、ターコイズブルーかピンクの気分だったのでそれを伝えました。
荷物の多さにヒィヒィ言いながら、バンクーバーにつくと彼が迎えに来て、ホステルの部屋にはピンクのカーネーションの花束がベッドに置かれていました。
彼くん 「ピンクって言ってくれて良かった〜」