馬とアースラ(Fort St. John, BC) |
彼女には本当にたくさんをさせてもらった。
ダムに行こう!と世界一のアースフィルドダム(ダムが盛り土で出来てるダム)や、
湖上でボートゆらゆらと釣りをたのしんだり…
(※ここでは釣りにもライセンスが必要なので、私は出来ませんでしたが…)
彼女は私との会話、私との情報交換を本当に楽しんでるようだった。
私も彼女と話すのが楽しくて、ガールズトークというかなんというか(笑)
アースラは48歳、2年前に娘を授かった。
「彼女を授かったこと、簡単なことと思っていないのだけれど、私後悔はしてないの。」
と言っていた。
前の旦那さんとは多くの苦労の末に死別したそうで、「法的には、まだ未亡人なのよ。前夫側の家族には、未だ私の新たな道も娘のことも祝福されてなくて。私は一人で居るべき存在なのよね…」と悲しそうに語ってくれた。
彼女の元を離れる数日前の事だった。
私は彼女の話を聞いてて涙をこらえていた。
何も言えなかったのは、なにか言えば泣きそうだったのと、言うべき言葉も見当たらなかったからだった。
ただ、「旦那さんに出会ってよかったねぇ」とだけ…
生物ってのは、前を向いているものなんじゃないだろか。
前にしか向けないものじゃないんだろか
あたしにはアースラがよりたくましく感じられた
痛みを知っているからこそ優しくて、真っ直ぐな彼女なのかなって…
あたしはこの3週間彼女とたくさんをシェアして嬉しかった
ありがとう、アースラ