Wednesday, May 13, 2015

彼くん2

St. Clair Hotel/Hostel Room 34 (Richard St., Vancouver)

ある日彼と一緒に出かけていた時のことでした。
それは、残り2週間で彼はビクトリアを離れてバンクーバーへ行くよ、という時でした。


彼くん「マミ、こんなこと言うのちょっとどう思われるか分からないんだけど、とにかく聞いて欲しいことがある。」

私 「うん」

彼くん「バンクーバーに一緒に来てくれないかな。今すぐ答えなくていいから、ちょっと考えておいて。」

私 「うん。」

注)脚色してません(笑)



出会った時には、あと2週間ちょっとでビクトリア離れてバンクーバー戻るという時だったのでなんとなく頭の中で考えてはいました。
あ〜 数週間でお別れなのかな って。

なんか少し残念のような、でもよくわからない感じでした。
バンクーバーなら近いし、遊びにいっちゃおっかな とかも勝手に考えたり。


言われた時は、ハッとなって、そう来たか!って感じもしたんだけれど、
ビクトリアが好きで、離れたくない!(友達も出来たし)っていう気持ちが強くって
安心・安全なビクトリアに居たかった(笑)

なので結構考えました。
再び『あの』バンクーバーへ戻るのか…(当時、バンクーバーを逃げ出してビクトリアへ来たばかりだったので)とか考えると、ビクトリアを捨てていくところなのか?!(;_;) とか葛藤したり。

でも彼との日々を過ごしていって、自然とバンクーバーで1ヶ月を彼と過ごそうって決めました。
ダメだったらまた戻ってくればいいじゃないか! って感じで。
彼と一緒にバンクーバーを過ごすことでまた何かが変わるかもヨ? って感じで。
寅さんを見てみなよ!あんなにどこそこ行ってるじゃん! って感じで。
いつものように流れに任せることにしたんですよね。


しかも大きかったのは、私にはなんにも守るものがないって部分で(笑)
仕事もないし、当面は過ごせるお金も一応あるし… って感じだったからね。

しかも同棲?は初体験!
どんな風になるんだろう〜 っと、


毎度の如く  エイ!!!!!!!!  でした。


彼がバンクーバーに行った1週間後、遅れて私は彼の元へと向かうことにしました。


彼くん「こっちへ来る当日、その日の気分の色を教えて。マミは日によって好きな色が変わるでしょ?」

私 「分かった。なんだろ(笑)」


当日は、ターコイズブルーかピンクの気分だったのでそれを伝えました。

荷物の多さにヒィヒィ言いながら、バンクーバーにつくと彼が迎えに来て、ホステルの部屋にはピンクのカーネーションの花束がベッドに置かれていました。

彼くん 「ピンクって言ってくれて良かった〜」

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