Saturday, February 28, 2015

激痛とともに

窓があるのと赤い壁がすき(Ocean Island Inn, Victoria)

「ここに決めた」と、とりあえず一ヶ月の滞在を決めて翌日、月のモノがいらした。

いつもだったら布ナプだけど、不安定な生活環境ではうまく使えないので紙ナプキンを大量に用意して行った(もちろん布ナプは8〜9枚用意していて、落ち着いたら使おうと思っている)。


程なくして、キタキタキタキタ!!激痛の嵐

10年前に生理痛が原因で救急車で運ばれたことがあるけど、それ以来の激痛だった。

ドバー と出てくる冷や汗と、体の震えと、動悸息切れ 全部来た。
ワナワナなりながら部屋に戻って、2段ベッドの上段へと必死で登り、
ゴロンと転がって、たまたま部屋にいたダイアン(安全という表現をした人)に

「ダイアン… み…水を…」とお願いした。

「え? どうしたの?」と言われたから 

「生理ハジマッタ」 と言ったら、

「あぁ!わかるわ。あなた何歳? 私もひどかったのよ。もう開放されたけどね♪ 他に何かできることは?」と言われたので、

(微笑む余裕もなく)「く、薬がそのスーツケースの中に入ってて、鍵はかかってないから開けて取ってください 涙」とお願いした。

世界中に存在する女性の共通項がありがたかった。



落ち着くまでは、 ジタバタ「うぅぅぅぅ・・・ くぅぅぅ 涙」と、もがき苦しんでいたのだけれど、その間中ダイアンがそばで見守って

「深呼吸よ。 女性は出産するのよ。その時だって呼吸が体を楽にしてくれるのよ。力を入れてはダメよ。」と励ましてくれた。


息を整える努力をしてしばらくすると薬の助けもあって、かなり楽になってきた。

「今日は一日ゆっくりしておくのよ。」

と、ダイアンは微笑みかけてくれた。




ストレスが体に出やすいよ と言われたこともあれば、自分でも心当たりがあるので、
きっとこっちに来てからの生理はひどい生理痛だったりするんじゃないかなぁ と思っていた。

最近ではほとんど飲まなくなってたけど、やはりココぞという時に使うべき薬(鎮痛剤)は持ってきて正解だった。


最悪の状態の中でも不思議と今回の生理に対する嫌悪感はなかった。
そりゃぁ想定外でもうびっくりしたし苦しかったけど、痛みが引いて汗が引いてきてヒンヤリの中で、ダイアンにへへへ…っと照れ笑いするくらい。


思えば私を囲む環境は様変わりしたし、その前からも「ちゃんとやれるかなぁ」っていう不安感を持っていたからストレスは大きかったと思う。

そしてきちんと安心できる場所を見つけて、素直にそこへ留まって、安心して生理を迎えれて、激痛やらなんやらとともにデトックスしたな というかんじ。
毒を出す時って一番苦しかったり、一番つらかったりするものだ。好転反応ってやつ。

そんな生理痛、医学的にはダメだ!なんて言われるかもしれないけど、なんか私は嬉しかったなぁ。


最初の方だけでも慣れた使い心地のナプキンや、鎮痛剤、お腹を温めるもの とか持っていったらいいですね。もちろんこちらにも売ってますよ!だからナプキン1年分(笑)なんて持ってこなくて大丈夫だと思います☆

長いこと過ごした日本を離れて、慣れない環境へ一人きりで来るって大変なことです。行く先々に知り合いが居たとしても、周囲環境の変化は多かれ少なかれ体に影響するんじゃないかなぁ…
自分が心地よく暮らせるようにしていきます。


あぁ、本当にありがとう〜!



No comments:

Post a Comment