イヌクシュク (English bay) |
ガイド本も持ち物リストに入らなかった。
到着後1週間だけは宿を予約して、右も左もわからないこの街に降り立ち、一週間の間に次を探そうと思った。
みんなに『大丈夫なん!』と言われていたけれど、それでいいと感じられたのでそうしたのだが…
とりあえず、時差ボケを直しながらのスタートとなった。
2〜3日が経って、私はかなり疲れてきた。英語環境だったり、日本との勝手の違いが私を疲れさせてきた。 なんだか悲しくなってきて、涙も出た。
何も決めずになぜ来たんだろうか〜… と思ったが、今思うと後悔をしたりはしなかった。
英語を話すのにも慣れなくて、やっぱり学校に行こうか‥ とも思ったけれども、やはりそれもピンと来なかった。
ただひたすら、日本のことを想っていた。
『外国に行くっていうのは、自分が生まれ育った国を想い返すことだよ』っと誰かが言ってたのを思い出した。
あんなに出たかった場所なのになぁ… と、ビーチでジャパドッグ(日本人経営のホットドッグ屋さん 大根おろし味 美味!)を食べながら泣いた。
私をここまで育ててくれたお母さんとお父さんを想った。
大事な友達のことを想った。
日本で出会った留学生や外国人のことを想った。
お母さんを想った。
ホームシックが早いな と思った(笑)
1日か2日くらいひたすらに日本を想った。
どんなことを想ったのかな。 忘れちゃった(苦笑)
自分の国とかアイデンティティ、でも日本人であるけど地球人でもあるからここにいる権利があるとか、そういうの。
日本とカナダを比べることはしなかった。
うまくコミュニケーションをとれていない気がしてヤキモキしたりはするけど… あぁ〜今度はこう言おう〜 とかそういう風に反省をした。
ホームシックになっちゃった って思うよりも、ホームシックになったから、ひたすら日本に想いを馳せよう!!!と決めた。
だから、もういいやっと泣きながら街を歩いて、お母さんやみんなにありがとうって言って、
ここに居させてくれる存在のことを想った。
お母さんは「疲れるのは当たり前。環境が変わったんだから!」と、そこからは優しさが感じられた。
そのあくる日は気分がすっきりして、好転している感じがした。
別に何も根拠はないけど、でも見えるものが違ってきた気がした。
目には見えなくとも、感じられるもの。
自分が半歩でも一歩でも適応してきてることが感じられた。
ありがとう
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